自然免疫・適応免疫のしくみと働き

病原体にはウイルス、 細菌 、 真菌 、 寄生虫の4つがある
免疫システムを理解するには、おもな病原体の種類についても知る必要がある。
種類によって侵入や増殖のしくみが異なる。
自然免疫のしくみと働き
LMMUNITY
病原体のシグナルに食細胞が反応する
病原体が体内に侵入すると、マクロファージなどの食細胞がそれに気づき
非常サインである炎症反応の準備をはじめる。
免疫
1
サイトカインへの応答として炎症反応が起きる
炎症反応を起こすサイトカインが出ると好中球などが真っ先に反応する。
血管から組織へと移動し病原体を貪食する。
免疫
2
感染細胞をアポトーシスに追い込む
好中球などが病原体を貪食しても、感染拡大のリスクがまだ残されている
リスク根絶のために働くのが NK 細胞だ。
免疫
3
適応免疫のしくみと働き
LMMUNITY
活性化した T 細胞が細胞性免疫として働く
T細胞は、感染細胞を攻撃する「キラー T 細胞」、他細胞の攻撃を助ける
「ヘルパー T 細胞 」 となる 。 T 細胞による免疫応答 を 「細胞性免疫 」 という。
免疫
1
活性化した B 細胞が体液性免疫として働く
B細胞が活性化すると、個々の病原体に応じた抗体をつくり、病原体を
障害する。 B 細胞によることの反応を「体液性免疫」という。
免疫
2
適応免疫を利用し、ワクチンで病気を防ぐ
個別の病原体情報を記憶するメモリーB 細胞の働きは、ワクチンに応用
されている。活性を弱めた病原体を体内に入れる方法だ。
免疫
3
水素ガス吸引で細胞及びミトコンドリアを活性化し自然免疫・適応免疫システムを強くする
