人間の健康状態は、ここまでは「 健康 」ここから「病気 」というように明確に分けることは出来ません 。健康と病気の間で連続的に変化している状態を「未病」といいます。

つまり未病というのは健康体でなく病気になるという半病人あって、そのまま放っておくと必ず病気になるという状態のことをいうのです 。 この段階で早期に処理をして病気にならないようにしたり、進行しないようにしなければならないという見解が「未病」という言葉を生んだのです。

一度、脳血管系の疾病や心臓系の疾患、糖尿病などの生活習慣病になってしまうと容易なことでは健康をとりもどすことは出来ません。私たちは現在の生活習慣を考え 、 もっと未病の考えに目を向け 、 手を打たなければなりません。

生命活動の維持には、 血液の循環を良くすることが最も重要で 、 人間が健康に生きてゆくためには 、 酸素や栄養素がうまく各細胞に運ばれてゆきそこで不要になった二酸化炭素や老廃物を運んで帰ってくることが重要です 。 この循環が 、 うまく回らなければ病気になって死亡してしまいます。